▼R35GTRミッション対策

←↑ミッション脱着作業からスタートします。
  リアサスペンションごと下におろします。

1←↑サスペンションメンバーを外しミッションを単体にします。

←オイルパンを外すとアクチュエーターコントロールモジュール(ボディ)が見えてきます。

アクチュエーターコントロールモジュール(ボディー)をミッションより取外したミッション側の状態です。

アクチュエーターコントロールモジュール(ボディー)をミッションより取外し裏返した状態になります。

 

シフトアクチュエーターに付着した鉄粉です。

  

▼原因/対策その1
シフトアクチュエーターの固着はシフトフォークを動かす油圧シリンダーのマグネットセンサーに鉄粉が付着し
油圧シリンダーが動かなくなりシフトが出来なくなります。
こちらは程度にもよりますが分解・清掃をすれば元に戻ります。
こちらの作業のみであればミッションを脱着せずに行なう事が可能です。

←↑アクチュエーターコントロールモジュールからシフトアクチュエーターを取外し鉄粉の除去、傷の有無を確認した後、再度組み付けを行います。

▼原因/対策その2
6速ギヤ置き去り現象の対応の為、ソレノイド周り留めクリップ(日産純正部品)を組み込みます。
最後はミッションオイルに浸しながらエア抜きを行い再度、組み立てを行なう時までオイルにつけておきます。

←ミッションフロントケースを分解していきます。
↑フロントケースを反対向きにした状態です。
 

左側ギヤから@フロントアウトプットシャフト(トランスファーへ)
         Aフロントリダクションギヤ(インプットからアウトプットへ)
         Bインプットシャフト(クラッチよりA,B)

▼原因/対策その3
 ここで問題となるのがAフロントリダクションギヤ部のCリングの不具合です。
 具体的には、このCリングが外れてしまい走行不能に陥ってしまいます。

症例
車両が前進(D)もしくは後退(R)している状態で車両が完全停止していないのに逆の動作を行なった場合(Dレンジにて完全停止していないRに入れた場合等)*必ずなる訳ではありません。あくまでも想定されるケースになりますのでご了承願います。

←対策パーツになります。

↑元々装着されているCリングを取外しノーマルのCリング溝を使ってギヤを固定ます。
更にナットで締め込みスナップリングで緩みを抑える方法となっています。シャーシNO
5400番台の車体以降はCリング溝の対策がメーカー側で実施されている様です。

▼クラッチのストローク調整

←フロントケース側
   真中 クラッチASSY
   左側 トランスファー

 

←クラッチAssyを外した状態です

←再度クラッチAssyを取り付けダイヤルゲージを取り付けた所です。

↑クラッチのストローク量を確認します。

MY07 / MY08には特におすすめ です
新車時の測定値に近づける為、クラッチを分解しシムによってストローク量を調整します。
この作業により発進時のギクシャク感やシフトチェンジ、車庫入れなどの際にスムーズなクラッチ操作が確認出来ました。
どうしても、MTに対し不安を抱え次のステップに進めないという方には、お勧めのメニューと言えます。
※クラッチのオイルシール破損については、この段階では対策とはなっていませんが社外品でオイルシールも販売されていますので交換可能となっています。
 

部品・用品名 数量 単価 金額 技術料
トランスミッションメンテナンス作業一式 1      
ミッション脱着 1     85,000
ソレノイド分割、洗浄 1     35,000
クラッチクリアランス調整 2 3,000 6,000 35,000
スナップリング外れ防止加工 1   20,000 8,000
ソレノイド周り止めクリップ 3 300 900 1,100
DCTF-1 12L 3,750 45,000 9,000
分解作業一式 1     65,000
クラッチ学習及び調整一式 1     10,000
合計     71,900 248,100
税込合計金額 \345,600